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本文抜粋 50頁から60頁

【項目107】
 企業には、国家の根幹に関わっている企業もある。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目108】
 国家の根幹に関わる企業が巨大化すると、国権の制御が利かなくなる場合がある。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目109】
 国家の根幹に関わる巨大企業と民衆との関係は、収益活動を恣にする企業と、国権に護られない民衆との関係になる場合もある。
 因って民権が保持されなくなる。
“国権に護られない民権はない”
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目110】
 大言壮語を屡々謂うと、自分には能力がある!と、自分自身で勘違いするようになる。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目111】
 希望なら小学生でも謂える!
 民衆はタスキと鉢巻に騙される。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目112】
 若い頃から知識や財貨に恵まれた“ひと”は、“他人”の厚意に對して感謝の心が湧かない。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目113】
 心優しい“ひと”は多い!
 其れに凭れる“ひと”も多い!
 ただ、凭れる“ひと”の多くは、心優しい“ひと”の負担を推し量ろうともせず、ただ漫然と甘えている!
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目114】
 舅と姑は嫁の好いところだけを看なさい!生まれも育ちも違う家から嫁に来たのだから、異なるところが多多あるのは当然である。長年の中には、嫁ぎ先の家風に染まる。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目115】
 数千万円の借財で自殺する者はいる。数億円の借財で自殺する者は居ない。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目116】
 世上では安定した職に就いている者を、怠惰と見る気風があるが、彼等が個人的に怠惰ではなく、彼等が怠惰と見られる生き様を醸し出す要因は、「安定した職」に起因する。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目117】
 殆どの“ひと”は、家族の一員としての存在で、双肩には家族を背負っている。家族に安定した衣食住を提供することは責務で、生命体の本質である。
 因って、誰でも安定した職に就けば、手出しを控え、差し障り避けて過ごす。本人の資質に因るものではない。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目118】
 長い目で見れば、“他人”に厚意を為した分だけしか、“他人”から厚意は寄せられない。
【私の持論は




                    ・・である。】
【項目119】
 体力気力が漲っている時に“他人”に厚意を為し、体力気力が衰えたときに、厚意を受ける!




【項目120】
 “他人”に厚意を為したことの無い者は、“他人”から厚意を寄せられることも無いが、本人は自覚していない。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目121】
 “ひと”は、他からの過大の同情があると、同情に麻痺して、同情されて当然と謂う気分になる。こういう“ひと”は珍しいことではない。
 善意は当然として、施善者に配慮しない者がいる。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目122】
 数千戸が焼けた大火に遭遇したとしよう。民衆は火災に遭遇した個々人に対し、絶大な同情と扶助を注ぐ。
 然し隣家の火災で、一戸だけ被災した個人が居るとしよう!民衆は、このお一人に對して、絶大な同情と扶助は行わない。
 数千戸が被災した中の一戸も、貰い火で被災した一戸も、被害の程度は同じで、被災の悲しみも同じである。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目123】
 “ひと”は何れ遠からず死ぬ!
 “ひと”の死に方には五つある。
 寿命で死ぬ
 事故で死ぬ
 病気で死ぬ
 殺される
 自殺する
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目124】
 信じると云う事は、自分で検討判断する事を放棄する事である。信じた結果は全部自分に有る!
 信じないと云う事は、物事を鵜呑みにしないで、自分で検討判断する事である。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目125】
 思い通りに成らなかったのは、自分の判断の誤りで、相手の責任ではない!
 騙される事の責任は自分に有り、その原因は、研討判断を疎かにし、相手の言葉を鵜呑みにしたからである。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目126】
 自分の言葉に責任を持つ人は、言葉の結果を懸念して、滅多に信じてくれとは云わない。
 信じて呉れと云う人は、責任を持つ積もりの無い人が言う言葉である。責任と謂う言葉を使っても、現実に責任を取れる人は、殆ど居ない。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目127】
 何時でも創業者はいる。創業に必須な要件は、冒険心と意気込みである。
 冒険心と意気込みがあるのは、二十歳代から三十歳代である。従業員もみな若い。
 其れから三十年経過すると、社長は五十から六十歳代、従業員も其れなりに歳を重ねる。
 この体制で若い創業者と競い合う。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目128】
 責任をとって辞任と謂う言葉を聞くが、辞任しても、与えた損害に対する補填は出来ない。辞任とは、耳障りの好い遁走である。
 責任を執ると言うことは、与えた損害を補填してこそ、成立する要件である。ただ法人の責任は、法人の責任であって、個人の責任に波及することは少ない。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目129】
 子は親の“種”の継承個体であり、親の遺伝子を引き継いでいる。親の習性は、生後間もない三歳頃までに、親の営む家庭内環境から修得する。依って、子供は親の鏡で有ることは当然である。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目130】
 鳶が鷹を生むことも少ない!
 鷹が鳶を生むことも少ない!
 素質は引き継がれている!
 問題のある子は、その親に問題がある!
 その親は、その親に問題がある!
 子供は己を隠すことに疎いが、大人は己を隠すことが巧い。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目131】
 虐めは子供だけではない。逃げ場の無い人が虐めの対象にされやすい。教師も虐められている。
 教師にも、老いた父母がおり、妻も子も居る。此では逃げるに逃げられない!何を言われてもじっと我慢我慢。
 親は僅か数人の子供で手余しているのに、教師と雖も同じである。職業だと言われても、矢張り、そんなに沢山の子供には目が届かない。自分の子は自分で守る!当然と言えば当然のことである。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目132】
 社会には、咎められるから法を守る“ひと”と、迷惑を掛けるから法を守る“ひと”がいる。
 咎められるから法を守る“ひと”は、損得勘定を持論とする“ひと”である。
 迷惑を掛けるから法を守る“ひと”は、損得勘定抜きの“ひと”である。
 見た目は同じでも天地程の開きがある。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目133】
 安定期と創業期とは、意気込みが違う
 日本の場合;
 戦火を潜り抜けた初代は既に高齢である。
 敗戦後に生まれた子供は、既に六十歳代である。
 平和なときに生まれた孫は、四十歳代である。
 裕福な時に生まれた曾孫は、二十歳代。

 敗戦後の焼け跡から事業を興した初代は、既に七十歳代を過ぎている。
 事業を引き継いだ二代目既には五十歳代。
 二代目を引き継いだ三代目は三十歳代

 中國の場合;
 革命の烽火を揚げた初代は既に居ない。
 揺籃期の二代目は既に五十歳代

 改革開放の混乱期に事業を興した初代は、未だ三十歳代。
【私の持論は




                   ・・である。】
【項目134】
 交通違反を咎められるから、駐車違反をしない“ひと”と、迷惑を掛けるから駐車違反をしない“ひと”が居る。外見は殆ど同じだが、人格は天地の開きがある。
 飲酒運転も速度違反も、轢き逃げもその範疇である。
【私の持論は



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