中山逍雀漢詩詞講座 全12巻 詩詞聯曲 の解説
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 海を隔てた隣国“漢民族”の詩歌文化は、文字流入と並行して日本に深く根付き、現在に至る。ただ日本人の漢詩詞に対する殆どの認識は、古典作品を読んで愉しむのである。

 一部に創作を試みる者もいるが、ここ数十年の国際関係が影響して現在の情報に疎く、殆どの自称漢詩作家は、古典を飜用して現代作品に対応して居る。此は取りも直さず 「万葉集」の詩法を飜用して、「現代短歌」を創っているような状況である。
 この作品は、現在海外で通用している漢詩詞とは、見た目は似ているが国際通用しない日本独自の「日本漢詩」である。依って海外通用する本来の漢詩詞を創るには、国際通用することを前提に説かれたテキストに依らなければならない。

 著者は中華人民共和国の、文化大革命終焉(四人班追放后)の早い時期に、中華人民共和国文化界との間で、漢詩詞文化交流の道を開いた。
 著者は現代中華詩詞壇諸賢との交流を密にし、作品の応酬相手四百数十名、作品の応酬は数千通、渡中数十次、依って、ここ100年に亘る漢詩詞文化推移の空白を埋めることが出来たのである。

 此処に提示した《中山逍雀漢詩詞講座 全12巻》は、現代(2012年)中華詩詞壇通用の漢詩詞情報である。

 現代中華詩詞壇諸氏と漢詩詞作品の応酬を為すには、現代中華詩詞壇通用の句法詩法を用いなければ、先方から正当な評価を得ることは出来ない。
 (古典詩詞法を用いて応酬を為すことは出来るが、その殆どは外交辞令の域を出ず、作品に対して先方が正当な評価を為しているとは限らない。 例え読めない!意図不明!な作品であっても、最大限の賛辞を為すことは、通常の対応で、此を以て評価された!と勘違いする御仁は沢山いる。)

 本稿は漢詩詞聯に付いての、句法詩法のみならず文化歴史に到るまで、詳細に解説を為し、少なくとも日本国内に、此を凌駕する解説を目にしない。
 依って創作者はもとより、鑑賞者の要求に充分に対応できると自負する。

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第一巻 通説 歴史と詩法      ISBN-978-7-904055-34-2
第二巻 通説 詩体詩派       ISBN-978-4-904055-35-9
第三巻 通説 詩法と曄歌      ISBN-979-4-904055-36-6
第四巻 概説 持論           ISBN-978-4-904055-37-3
第五巻 概説 創作と書籍      ISBN-978-4-904055-38-0
第六巻 詳説 叙法と定型     ISBN-978-4-904055-39-7
第七巻 詳説 句法と對法    
ISBN-978-4-904055-40-3
第八巻 詳説 填詞          
ISBN-978-4-904055-41-0
第九巻 詩集 鶏肋集        
ISBN-978-4-904055-42-7
第十巻 別体 日本漢詩辞典  
ISBN-978-4-904055-43-4
第十一巻 応酬 渡海詩詞集  
ISBN-978-4-904055-44-1
第十二巻 索引              ISBN-978-4-904055-45-8

第一巻 通説 歴史と詩法      ISBN-978-7-904055-34-2
     通説 歴史と詩法は、日本人が馴染む古典を題材にして、漢詩詞に係わる一般的な知識を解説した。

第二巻 通説 詩体詩派       ISBN-978-4-904055-35-9
     通説 詩体詩派は、詩体と詩派を年代別内容別に、概ねの理解が得られるように編輯した。

第三巻 通説 詩法と曄歌      ISBN-979-4-904055-36-6
     通説 詩法と曄歌は、詩・詞・聯・曲・曄歌、それぞれの詩法概略を解説した。漢詩詞の観賞者は、此まで読めば作品の本義では無いが、表面だけならば概ね理解できる。  なお新短詩(曄歌・坤歌・偲歌・瀛歌)は、日中文交流の懸け橋として、著者30歳頃に発明し、中國での普及に努めた。その後中華詩詞学会が認める定型詩歌となり、現在では中国全土と華僑にまで、広範に普及している。

第四巻 概説 持論             ISBN-978-4-904055-37-3
     概説 持論は、作品の本義は表面だけの理解では識ることは出来ない。本義は作者(作品の)の持論と読者の持論との交点に存在する。依って読者の持論が顕在で無ければ、作品の本義を知ることは出来ない。  勿論創作者は、己の持論が確かで無ければ、作品を作ることは出来ない。本冊は各位の持論を呼び覚ます爲の、ドリルである。

第五巻 概説 創作と書籍        ISBN-978-4-904055-38-0
     概説 創作と書籍は、簡単な知識を使って、作品を作るためのドリルで有る。中華詩詞壇での詩法知るには中國の詩詞壇紙誌が必要である。著者が先方から贈呈された書冊を、ISBN を書いて紹介した。依って購入することも、入会することも出来る。次いで簡単な作品例を提示した。

第六巻 詳説 叙法と定型       ISBN-978-4-904055-39-7
     詳説 叙法と定型は、現代中華詩詞壇で通用している、叙 法と定型である。日本にある詩法解説書は概ね古典に準拠していて、現代に通用する詩法とは弱冠の相異がある。因って現代の詩法を学ばねば、現代人には通用しない。

第七巻 詳説 句法と對法        ISBN-978-4-904055-40-3
     
詳説 句法と對法は、現代中華詩詞壇で通用している、句法と對法である。日本での詩法解説書は概ね古典に準拠していて、現代に通用する詩法とは弱冠の相異がある。因って現代の詩法を学ばねば、現代人には通用しない。

第八巻 詳説 填詞               ISBN-978-4-904055-41-0
     詳説 填詞は、填詞の押韻律體符號(俗称詞譜)と、観賞並びに創作のための詞法を適宜解説した。本稿は現在の中華詩詞壇で通用している総ての作品に対応できる内容である。填詞の観賞や創作を為すには、その前に巻七までの、詩法を熟知しなければならない。  本冊は、詞法に疎い日本人向けに、中国国内版解説書よりも、更に詳細な解説を為した。なお日本には、本冊の他には、填詞創作のための解説書はない。

第九巻 詩集 鶏肋集            ISBN-978-4-904055-42-7
     詩集 鶏肋集は、著者の個人作品集である。本冊に収容した作品は総て、中華詩詞壇紙誌に掲載された経緯のある作品で、概ね一千首ある。  決して佳作ではないが、創作法学習の総仕上げとして、此を飜用するならば、中華詩詞壇紙誌に通用する最低限のレベルには到達できる。

第十巻 別体 日本漢詩辞典     ISBN-978-4-904055-43-4
     別体 “日本漢詩”辞典は、日本に普及している“日本漢詩”を題材に、単語の使い方を学ぶ爲の一講である。  詩語の用例を学ぶ爲に“日本漢詩三百律詩”を題材に単語と作品と用例を対照出来るように編輯した。  前もって断っておくが、この作品を真似て創っても、現代の中華詩詞壇での通用は多分に疑問だが、“日本漢詩”を学ぶには有益である。

第十一巻 応酬 渡海詩詞集    ISBN-978-4-904055-44-1
       応酬 渡海詩詞集は海外詩詞友との応酬作品を集めて記載した。漢詩詞愛好の醍醐味は、実は茲にあるのかも知れない。

第十二巻 索引                     ISBN-978-4-904055-45-8
       初歩学習者は第一巻から学ぶのが順当であるが、既に全巻を読破し、或いは既に若干の知識ある読者にとっては、必要な情報だけが取得できることも必要である。  即ち参考書が必要である。本巻は全巻の目次と索引を集積編集した書冊である。

現物を閲覧為される方は、下記の図書館に収められています。
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国立国会図書館
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漢詩詞交流活動一覧

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著者

 

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蒼浪吟社発起人

 

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 上海詩詞学会 

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陜西省詩詞学会 筆者左側 中央は知事

 

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南京師範大学 筆者從左1

 

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北京釣魚台国賓館 筆者后排從右9

 

 

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周本亨先生講演 著者自宅 葛飾吟社会員一同

 

 

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シンガポール新聲詩社

 

 

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日中国交回復25周年記念中山栄造新短詩研究討論会

 

 

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迎接新世紀中日短詩研究討論会

 

 

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林岫女史 鄭 民欽先生を招聘 筆者自宅 中央は松戸市市長

 

 

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葛飾吟社会員と葛飾吟社中国分社牡丹江市唐鳳寛先生 于東京神田会場

 

 

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中国文化部部長 劉 徳有先生  筆者 中華詩詞学会会長 孫轍青先生
葛飾吟社会員 今田莵庵先生  野草詩社社長  周克玉先生

 

 

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中国漢俳学会成立式典
從右2筆者 從左2中国文化部部長劉 徳有先生

 

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2009年9月 第4回新短詩研究討論会 于黒龍江省牡丹江市
葛飾吟社中国牡丹江分社主催

 

 

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中華新韵学会顧問委嘱状

 

 

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中華新韵学会会員証

 

 

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中華新韵学会会員証裏面

 

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紐育四海詩社会員証

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  慶祝香港回帰東方文学芸術創作交流展の第5回当代詩文書画印創作交流展示会獲奨証書 銀賞

 

 

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20010年5月8日 胡錦涛主席訪日 筆者は歓迎式展に招待された。
歓迎の詩一首を随員に托した。
此処に掲載した写真は、中国から送られた誌面に掲載されたものである。

 

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 著者の中国旅游は何処へ行っても、先方様がとても多く賑やかである。

填詞詩余楹聯漢詩