ma-sin-kan04.htm   填詞詩余楹聯  此方からも探せます

偲歌

 ここでは簡便な作詩法をご披露します。細部に渉る研究はテキスト(提案書)を参照してください。
先ず用意していただく物
 http://bekkoame.ne.jp/ha/katushika (吟社主宰の個人ページ)の“テキスト+普通話詩韻”をプリントアウトして手元に置いてください。
詩歌の約束事 1−内容は 男女の情愛 人生趣事(品行方正から猥褻までを含む)に限ります。
          2−型式 漢字 4文字+4文字+4文字+3文字
          3−押韻 必要
          4−日本語は“ ”で括る
実作
○○○○+○○○◎+○○○○+○○◎ として◎のところは、韻表から拾い出した文字を当てはめる。
14寒韻を開いて下さい。
盤上“松茸”, 先看價銭。心中比他, 得小安。
松茸は高値だ!先ず値段に目が行く。心の中であれこれ比較。安心した・・・何と比較したのかな??
銭と安は14寒韻の中から拾い出した。
漢詩は深山幽谷の情ばかりとは限らない。純真な情と云えば却って性欲の方が純真かも知れぬ!
古典詩にもエロチックな作品は幾らでもある。ただ学者先生が印刷原稿に載せないだけの話。

9開韻を開いて下さい
年来年去, 人去人来。 誰憐夜夜, 為君裁。
私は何時だって精一杯尽くしているのに、なぜ人は去って行くの!切ない女性の情を唱う
来と裁縫は9開韻の中から拾い出した

張雪梅女士の作品
両情依依, 但分東西。 七夕橋上, 竟無語。
怎麼痴情, 一夢不醒。 把酒問月, 泪無声。
この作品は中国人の作品だから、著者と比べて大分レベルが高い。
曄歌へ

曄歌坤歌偲歌瀛歌三連五七律自由詩笠翁対韻羊角対漢歌漢俳填詞詩余元曲散曲楹聯はこの講座にあります