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話題8 | ■従前記事の転載 とても賢いガイド君 管理人 2005/1/10(月)14:16返事 / 削除

■とても賢いガイド君 中山逍雀

訪中・ガイド君の奮闘と感謝
 9月25日成田発の飛行機で、昼過ぎには、北京空港に到着した。空程四時間弱であったが、時計を一時間戻したので、三時間弱と成った。一時間日が延びた。
 中日短詩研討会の爲の訪中である。北京で合流の人も居たので、彼らは既に、ガイド君と一緒にいた。ガイド君の面相、日本人と全く区別が付かない。一見、日本人のガイドかと思ったほどだ。彼は内蒙古の青年という。内蒙古というと、よほど遠くに有りそうだが、北京から五〇キロも行くと、もう、内蒙古である。赤ちゃんの時「蒙古斑」日本人と蒙古人だと聞いた。
 大方のガイドは、こちらの様子には構わず、一方的にガイドブックに随って喋りまくる。然し彼はそうではなかった。こちらの様子をいち早く察知したのか?こちらに話したいだけ話させて、もっぱら誘導と、要件案内に徹した。
 何しろこちらは、中華詩詞学会の諸賢と、漢詩詞の研究討論をしようと集まった、漢詩詞バカの一行なのである。こういう輩には、云いたい事を言わせた方が喜ばれる事を承知しているのである。
 「誉めと静聴」に徹した。お陰で、こちらの鼻は、ズーンと高くなって、滞在中ずっと気分が良かった。帰国したら、即刻、鼻を低くしないと、付近に笑われるぞ!
 気分良く旅をさせてくれた、とても賢いガイド君は、内蒙古の好青年!
 中国太和旅行社 李智勇 君 で有る。  名前から、賢さが窺い知れる。

( 老生新規技術に奮闘中 )


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