個人的なこと

曄歌youka

現在の状況
 若いときにちゃらんぽらんに過ごし、後先を考えずに仕事を辞めてしまったので、今はボチボチです。これだけ転職したので、ボチボチは自業自得でしょう。およそ30年間に、20余りの仕事に手を出したので、その分多彩な人と交わり、いろいろな経験をしました。
 これから先、女房子供を程ほどの幸せに出来る手段が出来たので、50歳で生活のために稼ぐのは止めた。

 でも心配はしていません!歳をとると食事の量は少ないし、靴は減らないし、老人割引は有るし、今までの経験を思い出しながら、結構楽しく過ごしています。漢詩詞は私の人生の中で一番長期間携わった物事です。死ぬまでにもう一つぐらい違うことをしたいのだが、辞めるに辞められずにいる。

詩號
 中山逍雀。

生年
 昭和14年 1939年。

生地
 千葉県。

生家
 農家 三男坊。

 

人生の目標
 女房子供を幸せにすること
 病気になると女房子供に迷惑を掛けるので、健康には注意する。

 病気をすると、幾ら女房子供を大切にしても、全部帳消しにするぐらい迷惑を掛ける。
 殊に高齢になってからの病気は、女房子供にとても迷惑を掛ける。

 其れを達成するために、健康に留意して稼ぐ!
 此が出来て始めて、夫の義務が果たせる。ノルマが達成できるのだ。

 仕事は目標ではなく手段である。

 これから先は自分のこと
 同じ稼ぐなら、色々な経験をして、人生を豐にする。一番簡単な方法は、職業を換える事である。
 50歳に成って、この先はどうやら食えそうに成ったので、がむしゃらに稼ぐのは辞めた!

 

親の遺訓
 一生の中に一つぐらいは無償で人のために働け!
 人生の半分は自分のために生きろ!後の半分は他人様のために生きろ!
 幾ら稼いでも、幾ら有名になっても、一代限りだけど、他人様から芽生えた感謝の気持ちは、一代では消えない!

 一人一生は親元を離れてから墓に収まる迄だ!
 死んだとき、自分の墓を用意してないのは、今まで人生を帳消しにする位い、人生の恥だ!

 

戒め
 自惚れは己の心に住む毒虫! 私は自惚れやすい。

 

嫌いな人
 金銭に汚い人。
 自他の区別を曖昧にする狡猾な人。所謂ひとのふんどしで相撲を取る人。

 

距離を置く人
 約束を守らない嘘つきな人。

 

鬱陶しい人
 有名人士を織り交ぜて話す人。

 

尊敬する人
 無報酬もしくは無報酬に近い形で、他人の爲に働く人。

 

職業経歴
 世に言う七つ器用の七貧乏で、給料生活は通算でも5年余りである。其余は全て、個人営業或いは株式会社を設立しての自営業である。殆どは職人としての職業で有るが、一人前と言える職種だけを拾い出した。
 数人で出来る小さな事業でそれ程に大きな仕事はしていない。県内或いは隣県が精々の活動範囲である。50歳に成った年、これから先は、程々に働けば食える見通しが付いたので、殆どの仕事を廃業して、無償労務提供(ボランテイア)に軸足を移した。

 鉄工場雑役(雇われ)
 溶接工(雇われ)(溶接工免許)

 電気材料販売会社事務職(雇われ) 

 牧夫(雇われ)

 土工(雇われ)
 土木工事現場監督(雇われ)(土木施工管理技術者免許)
 配管工(雇われ)(配管工免許)

 大型重機オペレーター(雇われ)(車両系建設機械操縦免許)
 大型自動車運転手(雇われ)(大型自動車運転免許)
 大型特車自動車運転手(雇われ)(大型特殊自動車運転免許)

 不動産仲介業(雇われ)(宅地建物取引業主任者免許)
 宅地開発事業(雇われ)

 酪農業(自営)(家畜人工授精師免許)
 肉牛肥育業(自営)
 家畜商・馬喰(自営)(家畜商免許)
 中央競馬会競走馬預託業
   競走馬を預かると言っても、それ程格好のよいものではない。厩舎の下請けは「出ると負け」の馬ばかりで有る。よって預かり料もやすい。毎日、私が乗って運動させる。風邪を引いても腹が痛くても(私が!)乗らねばならない。仕事だから馬には乗れるが、楽しいものではない。

 飼料商(自営)
 飼料販売取次業(自営)

 土砂販売業(自営)
 土砂採掘事業(自営)

 重機械修理工場工場長(雇われ)(車両系建設機械整備工免許)
 車両系建設機械修理工(出張自営)

 建築大工職(雇われ)二級建築士
 木造建築物工務店(自営)
 建具職(自営)

 低圧電工(自営)(電気工事士免許)
 高圧電工(自営)(高圧電気工事技術者免許・第一種電気工事士免許)
 一般電気工事業者登録
 ラジオ修理技術者
 テレビジョン修理技術者

 

 

 

性格
 煽てに弱い。
 自惚れやすい。
 大袈裟に謂いやすい。
 一つの物事に安住しようとは思わない。程々に儲かっても、其れに安住しようとは思わない。次の職業を探し、目途が立つと前の仕事は廃業する。業績が悪いと、未練無く直ぐに廃業する。依って、大損はしていない。

 

趣味
 歌謡曲を習ったが、音痴が酷くて直ぐに止めた。
 詩吟は年数は重ねたが、茶菓子を食って月謝を払っただけで、さっぱり上達せず音痴が酷くて止めた。
 付き合いで仕方なく4年ばかり、表千家茶湯教室に足を運んだが、今ではすっかり忘れた。

 

論語オタク
 子供の頃、父親に無理矢理論語を聴かされたので、論語オタクに成ってしまった。今でも文言は殆ど暗記している。結婚した頃、女房に論語を無理矢理聴かせたので、今では女房に論語で説教されるから反論が出来ない。

 

対人倫理
 農家で育ったからかも知れぬが、万物はみな平等である!と思っている。殺しもすれば食べもするが、生命を奪って死骸を食べているという現実は常に識っている。
 人に対しても、犯罪者でない限りは、老若男女貴賤など何の区別も思っていない。上下の区別は全くない。だから、傲慢にでられたり、卑屈にでられると、貴方はそんなに偉いのか?貴方はそんなに愚かなのか?お袋が泣くぞ!と言いたくなる。

 

ボランティア
 54歳から3期9年間に亘って、民政児童委員を拝命し、その任務に当たった。350世帯の対象地域を隈無く巡視し、要保護者の発見と保護手続き、並びに活動を為した。自分の性格からすると、随分と長く勤めてしまった。長く成りすぎたので辞めた。民政児童委員活動のあらましは

 近くの小学校の登下校交通整理を朝と夕と日に二度、十三年間続けて、老齢になったので止めた。

寄付行為
 寄付行為はすべて、家計から女房と相談して出している。30歳頃から、最初の年は5万円、次は10万円と、毎年5万円ずつ増やして、30万円に成ってからは、そのままの金額で50歳に成るまで、毎年、20年間に亘って意図的に続けた。寄付先は、その時の思い付きで、何処でも構わないから年額で30万円とした。
 私が30歳というと昭和44年頃である。その当時の月給は5万円ほどで有った。最初の年は、月給の1ヶ月分、次の年は月給の2ヶ月分、その次は3ヶ月分と、当時はとても気前が良かったようだ。

 50歳の頃、地域で世話になったので、そのお礼に茨城県稲敷市内集落公民館建設の宅地300坪と施設の一部とで、約5千万円相当を寄付した。50歳で仕事を辞めたので、今までのノルマは止めた。

 中国に対しては、洪水や地震が有ったりすると、漢詩詞には余り関わりないが、若い頃から知遇を得た、各地に点在する人物を通じて、10万円宛てに寄付している。
 中国四川省地震の時は20万円寄付した。

阪神淡路地震の時は夫婦で100万円は寄付した。
 国内での洪水や地震の災害があると、私は30万、妻は20万宛てに日赤に寄付している。

北関東地震の時は夫婦で現金100万円
貸家2戸2年間無償で貸した。

 

漢詩詞との関わり
 40歳頃、ゴルフ場建設現場で、下っ端の監督をしていた。週一で帰宅していたが、飯場の夜は長い。そこで、街から通っている作業員に頼んで、町の図書館から、明治漢文大系を借りて、全巻読破した。
 漢詩詞の作品を見て、自分でも作ってみようと思い、広島の山陽吟社と南紀の黒潮吟社に入会して、郵便による添削指導を受けた。月一の郵便添削3年ほどで、詩法の殆どは会得した。
 その後、半年ほどの間、黒潮吟社の添削を一部引き受けた。黒潮吟社主宰高橋藍川師没後蒼浪吟社設立発起人と成った。
 昭和55年頃、身近に同好を集めて、漢詩詞壇「葛飾吟社」を旗揚げした

 

中国文人との交流
 折角に漢詩詞を学んだのだから、中国の文人と交流をしよう!一番有名な人と握手をして写真を撮ろう!を目標とした。
 作品は下手だし!お金はないし!伝手はないし!学識はないし!取り巻きは居ないし!後押しは居ないし!たったひとりぼっちだし!
 これで目標を達成するにはどうすれば良いのか?
 無欲! 誠実! 道義!
 これなら、自分の生き方に、「無欲」を付け加えれば、条件は整う。
 1997年に目標は達成された!
 既に目標が達成されたのだが、煽てられてズルズルと歳月を重ねてしまった!

 

漢詩詞壇活動の意義
 漢詩詞壇を設立し、同好を募って、中国詩詞壇との交流や漢詩詞を講じているが、これは私にとっては全くのボランテイア活動なのか?
 長年に渉って、資料を作り交通費を使い、飲み食いを為し、海外交流のお膳立てをしている。何を做すにもそれ相応の金円と労力は必要である。持ち出しばかりである。
 これは、親の遺言である。一生の中に一つぐらいは無償で人のために働け!

 ただ、漢詩詞壇での活動が、何の収益にも成っていないかと言うと、あながちそうではない!
 月に一度、東京の雑踏で眠りかけた神経をいらだたせ、主宰と言われて、気分をよくしている。これは、健康のためにとても良い手段で、地元でも、月に数度の講習を開いているので、これも健康上誠に宜しい。ただ偶には億劫になったりすることはある。

自己紹介 余談へ