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巧な作とは

 この漢詩詞講座であれこれと書かれていることは、総て巧な作を作るための手段である。では巧な作とは、どういう作品を言うのだろうか?

内容の充実・詩法の完備は基幹だが
作者と読者とが、共通にする要素が必要である。

作者と読者とが共通にする要素には
景観でも
心情でも
お世辞と解っていても、褒め言葉

等がある
そして、肩が凝らずに読める事も重要だ!

相手を考慮しないと、高尚な内容でも、見向きされない
自分の言いたい放題を言うのは、嫌がられる

叙事を入れる器には定型がある

叙べ方には句法があり、對法がある

物事の見方には七題七叙がある。

雰囲気には風格美がある。

これらを駆使して、読者と感情を共有でき、肩が凝らずに読める作品が、巧みな作品と言えよう!

 

 

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