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詩家諸派

01-漢詩詞騒体 02-漢詩詞蘇李体 03-漢詩詞柏梁体
04-漢詩詞建安体 05-漢詩詞正始体 06-漢詩詞太康体
07-漢詩詞陶体 08-漢詩詞元嘉体 09-漢詩詞齋梁体
10-漢詩詞宮体 11-漢詩詞四傑体 12-漢詩詞沈宋体
13-漢詩詞陳子昴体 14-漢詩詞王孟体 15-漢詩詞高岑体
16-漢詩詞太白体 17-漢詩詞少陵体 18-漢詩詞元次山体
19-漢詩詞十才子体 20-漢詩詞元和体 21-漢詩詞韓昌黎体
22-漢詩詞張王体 23-漢詩詞李張吉体 24-漢詩詞李義山体
25-漢詩詞西昆体 26-漢詩詞蘇体 27-漢詩詞黄庭堅体
28-漢詩詞陸放翁体 29-漢詩詞楊誠齋体 30-漢詩詞元遺山体
31-漢詩詞鐵崖体 32-漢詩詞李西崖体 33-漢詩詞弘正体
34-漢詩詞嘉靖体 35-漢詩詞公安体 36-漢詩詞竟陵体
37-漢詩詞呉梅林体 38-漢詩詞王漁洋体 39-漢詩詞賢隆三家
40-漢詩詞襲自珍体 41-漢詩詞黄遵憲体

 漢詩詞の起源は一般には詩経と謂われているが、孔子が編纂したと言われる詩経以前に、既に其の原形は有ったという説もある。
 のちテキストの整理,儒教の経典化に伴い,さまざまな解釈が現れ,漢初には魯の申培が伝えた『魯詩』,斉の轅固生(えいこせい)が伝えた『斉詩』,燕の韓嬰(かんえい)が伝えた『韓詩』,毛亨の伝えた『毛詩』の4家が存在した。
 『毛詩』の注釈は,古代詩を後世の政治哲学で解釈し,多くの付会の説をなしたものであったが,宋代に入ってこの伝統的な解釈に批判が生まれ,朱熹の『詩集伝』を代表とする新しい解釈がほどこされた。
 また現在のテキストは毛亨(もうこう)の伝えたものなので『毛詩』ともいう。

 言葉と唄とは並列の関係であったろうから、声としての唄は相当に古いと言える。ただ文字としての形を取った時期は、詩経が始めと言うことに他ならない。

 一般に詩詞の歴史書によると、詩経に始まり、楚辭を経て、魏晋南北朝、唐金元明清を経て現代に至っている。その長い年月の間には、その時代を代表する詩人と、その作風を依拠する詩人のグループが居る。(時代に依る名称の場合は、有る時代の一定期間を区切るだけで、作風などを全く問はないので、その期間内の詩人を包括するに過ぎない。)

 詩歌は時代を映す鏡でもあり、詩人個人と時代の背景とが相俟って、固有の詩風を作り出す。亦これに同調する詩人が現れ、後日グループとして○○体と称せられる様になる。

 この講は、中国詩詞壇の同人誌を中心に、その他中国国内の資料から、掻き集めて再構築した。概ね時代の古い項目から並べたが、残念ながら順位を取り違えていることも否めない。

 左側に記載した詩体名称の付け方には、三通り有る。

 作者に依っての名称
 蘇李体・陶体・太白体・少陵体・蘇体・元遺山体・李西涯体・黄遵憲体 など。

 形式に依る名称
 騒体・柏粱体 など。

 時代に依る名称
 建安体・元嘉体・弘正体・嘉靖体 など。
 註:有る時代の一定期間を区切るだけで、作風などを全く問はないので、その期間内の詩人を包括するに過ぎない。

 風格に依る名称
 齋粱体・宮体・江西詩体・公安体・竟陵体・乾隆三大家体 など。

注:このSightの資料は自著と“讀詩常識 呉丈蜀著”とInternetSightを参考にしました。

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蘇李体・陶体・太白体・少陵体・蘇体・元遺山体・李西涯体・黄遵憲体自由詩散曲元曲楹聯漢詩笠翁対韻羊角対漢歌漢俳填詞詩余曄歌坤歌偲歌瀛歌三連五七律はこの講座にあります